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<狂牛病>18日から全頭検査 「陽性」公表 分かれる対応
食用牛を対象とした狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査が18日、全国で一斉に始まる。国は18
日以降出荷される牛肉については「安全」としている。毎日新聞が46都道府県(食肉処理場のない
福井県を除く)を対象に調査したところ、2次検査で感染が確定した後に公表するとした厚生労働省
の方針とは逆に、1次検査後に独自に結果を公表するのが14道県に上ることが分かった。国の方針
が直前になって二転三転したため、検査前になっても対応が決まっていない自治体もある。
全頭検査の方法は2段階に分かれ、まず自治体がエライザ法と呼ばれる1次検査(スクリーニング
検査)で狂牛病の疑いの有無を調べる。そこで「陽性」となった場合、帯広畜産大などで2次検査が
実施され、厚労省の研究班会議が感染を確定する。検査結果が出るまで肉などは出荷されない。「陽
性」確定の牛は焼却される。
1次検査では健康な牛でも数百頭から1000頭程度に1頭「陽性」と出ることがあるという。
検査結果の公表時期をめぐっては、都道府県で対応が分かれた。神奈川県は「正しい情報を迅速に
伝える方が混乱がない」として1次検査後に結果を公表する。2次検査後に公表する都府県は「1次
検査の段階では結果が確定しておらず、不安を増幅して混乱を招く」(大阪府)などと説明してい
る。
厚労省は当初、2次検査後に結果を公表することにしていたが、その後に「1次検査で陽性と出た
ら公表すべきだ」(坂口力厚労相)と方針転換。しかし、直前の16日になって2次検査後に公表す
ると再度方針を転換した。このために「厚労省の方針転換で再検討が必要になった。18日に最終決
定する」(埼玉県)と方針がまだ決まっていない自治体もある。
青森県と京都府は「消費者の関心が高い」として、18日実施の初回検査分についてだけ、1次検
査終了後に公表する。
◇
●狂牛病全頭検査結果の公表方法
北海道 1次
青森 2次
岩手 1次
宮城 1次
秋田 2次
山形 1次
福島 1次
茨城 未定
栃木 1次
群馬 未定
埼玉 未定
千葉 2次
東京 2次
神奈川 1次
山梨 2次
長野 1次
新潟 2次
富山 未定
石川 2次
福井 なし
岐阜 2次
静岡 2次
愛知 2次
三重 1次
滋賀 2次
京都 2次
大阪 2次
兵庫 2次
奈良 2次
和歌山 1次
鳥取 1次
島根 2次
岡山 1次
広島 2次
山口 2次
徳島 2次
香川 2次
愛媛 2次
高知 2次
福岡 1次
佐賀 2次
長崎 1次
熊本 2次
大分 2次
宮崎 2次
鹿児島 2次
沖縄 2次
・・・・・・・・・・・・・・・
1次=1次検査後に公表
2次=2次検査後に公表
未定=未定
(福井県は食肉処理場がないため、検査は実施しない)(毎日新聞)
[10月18日6時1分更新]
<狂牛病>牛の全頭検査始まる 厚労相、農水相が「安全宣言」
狂牛病(牛海綿状脳症)対策で食肉用のすべての牛を対象にした検査が18日、全国の食肉処理場
でスタートした。解体処理した牛の延髄を2次にわたって検査し、狂牛病感染の有無を確認するシス
テムで、「これによって感染牛の流通は未然に防げる」とし、同日午前、坂口力厚生労働相と武部勤
農水相が共同記者会見で食肉について「安全宣言」した。しかし、国内の狂牛病の感染ルートは解明
されていないため、「ほかに感染している牛がいないとは断定できない」として今後も感染牛が発見
される可能性は認めている。
午前9時15分に始まった会見では両相が約30分間にわたり狂牛病対策を説明し、「欧州連合
(EU)に勝る体制」(武部農相)などと繰り返し安全性を強調した。
この日、全国各地の食肉処理場には、狂牛病が発生した後、処理場への受け入れを制限していた生
後30カ月以上の牛を中心に食肉用の牛が相次いで運び込まれた。
検査はまず、全国117の食肉検査衛生所でエライザ法と呼ばれる1次検査(スクリーニング)を
行う。この検査は、「疑わしいものはすべて拾い上げる」(厚労省)方式で、実際には陰性でも陽性
反応を示す場合がある。このため、陽性が出た場合は、帯広畜産大などで2次検査を行い、再び陽性
の場合、同省研究班が感染の確定診断を行う。確定までは3〜4日かかるという。
9月に狂牛病の疑いのある牛が出たと伝えられて以来、政府は、国産牛を医薬品などの原料にする
ことを禁止し、牛の特定危険部位の加工食品への使用禁止、肉骨粉の流通停止などの対策をとった。
今回の食用牛の全頭検査は、食肉の安全性を示す「決め手」と位置付けている。(毎日新聞)
[10月18日12時30分更新]
<新型ヤコブ病>「可能性は薄い」と一部報道を否定 厚労相
狂牛病が人間にうつって生じるとされる「新型クロイツフェルト・ヤコブ病」の疑いがある患者
が、首都圏の病院に入院していると一部のマスコミが報じた。坂口厚生労働相は午前の衆院厚生労働
委員会で「現時点では、新型ヤコブ病とは異なるのではないかということだ」と述べ、新型ヤコブ病
の可能性は薄いとの見解を示した。(毎日新聞)
[10月18日13時17分更新]
危険部位40キロ焼却せず 狂牛病 大津市と滋賀県で食い違い
狂牛病感染のリスクが高いとされる牛の特定危険部位について、滋賀県が国の通達を受けて、「今
月九日に県職員が立ち会い、危険部分の焼却まで確認した」と記者発表していたにもかかわらず、実
際は、焼却処分も立会いも実施していなかったことが、十八日分かった。また県は「その後、、危険
部位約四十キロを大津市の施設で焼却した」としているが、大津市は「一切受け入れていない」と全
面否定、双方の説明が大きく食い違っている。
狂牛病問題では、不信感を招かないよう行政の正確な情報提供が求められているだけに、県の姿勢
問われる。
厚生労働省は九月二十九日、全国の都道府県に特定危険部位(牛の脳、脊髄、眼球、回腸の一部)
を除去し、焼却処分を確認するよう全国の都道府県に通知した。滋賀県生活衛生課の目方勇課長は十
日、記者会見し、「大津市内の食肉処分場には焼却施設がなく、処分先確保に時間がかかったが、大
津市が危険部位の処分を受け入れ、九日以降は県職員立会いのもと、焼却を確認している」と発表し
た。
ところが大津市は十八日、「これまで危険部位は受け入れていなかった」とし、同日から危険部位
を受け入れ、二十日から焼却処分を実施することを明らかにした。
発表が食い違うことについて県生活衛生課は「実際は九日には、処理された牛がなく、焼却処分は
なかった。十一日から二日間で二十九頭分約四十キロの危険部位が出たが、十五日に大津市・志賀町
行政事務組合クリーンセンターで焼却処分した」と説明。しかし、市側は危険部位約四十キロの処分
を否定しており、危険部位の行方は宙に浮いた形になっている。
(京都新聞)
[10月19日10時47分更新]
狂牛病全頭検査、初日はトラブル続発
全国の食肉衛生検査所などで18日から始まった全食肉牛を対象とした狂牛病の感染検査で、厚生
労働省は同日夜、1次検査で「陽性反応」を示したケースがあり、検体を確認検査に回したことを認
めた。頭数や検査所は明示しなかったが、同省では、「結果が確定するまで肉は市場に出さないので
心配はない」としている。この日は、検査機器の不具合などから「陽性反応」が出てしまうなどのト
ラブルが相次いだほか、検査結果の公表時期をめぐっても「最終確定まで公表しない」とする同省に
対し、3割を超える自治体が1次検査段階で公表に踏み切るなど足並みが乱れた。
山形県では、1回目の検査で2頭が陽性反応を示した。県職員が2頭の検体を持って山形空港から
飛行機に乗り、確定診断を行う厚労省横浜検疫所に向かったが、羽田空港で、同じ検査の結果、2回
目は陰性と県から伝えられ、山形に引き返した。
千葉県衛生研究所では、9頭すべてが陰性だったが、試薬がうまく反応せず、「陰性が確信できな
い」として夕方になって検査をやり直す羽目に。同県では「検査員の技術が未熟だったか、検査の下
準備が不十分だったのでは」とする。逆に、和歌山市保健所では、検査した9頭すべてが「陽性反
応」を示してしまい、検査し直した結果、すべて「陰性」と判明した。検査機器の不調が原因らし
い。
読売新聞で調べたところ、検査の結果公表を確定診断後とする厚労省に対し、検査所を持つ78自
治体中、北海道や岩手、茨城、神奈川、三重、鳥取、福岡の各県など26自治体が1次検査の段階で
公表することを決めている。こうした自治体の多くは、早期の情報公開が消費者の信用回復につなが
ることを理由に挙げた。
一方、最終的に確定するまで公表を待つ自治体は、「無用な混乱や風評被害を招く恐れがある」と
理由を挙げる。
どっちつかずの自治体もある。仙台市は、公表はしないが、報道機関や市民の問い合わせには答え
る。千葉県も確定まで発表しないことにしていたが、18日夜になって「検査した牛がすべて陰性の
場合に限り翌日公表する」と決めた。
◇
横浜市の食肉衛生検査所で39頭の検査をしたところ、19日未明になって一部で、「陽性反応」
を示す検体が見つかり、2回目の検査を開始した。検査結果が出るのは同日早朝の見込み。(読売新
聞)
[10月19日2時4分更新]
<狂牛病>専門家会議で国内2頭目の感染牛を確認 厚労省
食肉用牛を対象にした厚生労働省の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で21日、北海道の食肉処
理場で解体処理された牛が2次検査のウエスタンブロット法検査で陽性と判定された。これを受けて
開かれた同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)は同日午後、感染を確認した。国内で
2頭目、10月18日から始まった全頭検査以降では初の感染牛となる。この牛の肉や内臓は食肉処
理場に留め置かれ、焼却処分される。
専門家会議は同日午後5時から開かれ、ウエスタンブロット法の検査結果に加え、脳の組織を染め
て異常プリオンの有無を調べる免疫組織化学検査の結果を検討し、狂牛病と確定した。会議後の記者
会見で品川教授は「検査結果は明りょうで、BSE(狂牛病)との判定に異論はなかった」と述べ
た。感染牛には神経症状など狂牛病をうかがわせる症状が見られなかったが、品川教授は「英国など
の例からみて、あと数カ月経てば、発症していただろう」と語った。
厚労省によると、この牛は5歳(生後67カ月)のメスの乳牛で、98〜00年に3回出産後、北
海道猿払(さるふつ)村の牧場から廃用牛として出荷された。北海道畜産公社上川事業所が設置する
道北食肉センターで19日に食肉処理され、道留萌保健所天塩(てしお)支所ウブシ駐在所で1次検
査を受け、陽性反応が出たため20日、脳組織の検体が帯広畜産大に送られ、2次検査が行われてい
た。
感染牛と同じ農場で飼育されている乳牛は計77頭で、農水省はすべての牛の移動を禁止した。感
染牛が出産した子牛の行方は分かっていない。飼育していた酪農家は北海道の調査に「肉骨粉は使用
していない」と話していた。
神経症状が見られない牛の感染が分かったのは初めて。感染牛は全頭検査以前なら食肉として流通
していたことになる。 10月18日に始まった全頭検査では今月20日午後6時までに検査した8
万7872頭はすべて陰性だった。これまで食肉処理されたのは、生後30カ月前後の若い牛が多
かったが、今回の牛は肉骨粉の牛への使用が行政指導で禁止された96年4月に生まれた高齢の牛
だった。
千葉県で発見された1頭目の感染牛は感染が確認される前に肉骨粉に処理されたが、全頭検査では
牛の特定危険部位(脳、せき髄、目、回腸遠位部)を除去・焼却したうえ、肉や内臓も感染が否定さ
れるまで食肉処理場内へ留め置くことになっている。 【長尾真輔】(毎日新聞)
[11月21日22時41分更新]
<狂牛病>同一商品の粉ミルク使用が判明 2頭の感染牛に
国内で2頭目の狂牛病(牛海綿状脳症)と確認された北海道猿払(さるふつ)村の乳牛が、佐呂間
町産の1頭目の感染牛と同一商品の代用乳(粉ミルク)を与えられていたことが24日分かった。こ
の代用乳は全農の子会社「科学飼料研究所」(本社・東京)が製造し、ホクレン(本部・札幌市)が
販売している。道農政部は、代用乳の製造工程で肉骨粉などが混入した可能性がないかどうかを調べ
る予定。
代用乳は同社の高崎工場(群馬県高崎市)で製造された。脱脂粉乳などが原料で、今年10月、農
水省の省令で牛の飼料に混ぜることが禁止された豚の血しょうたんぱくも含まれている。道農政部に
よる佐呂間町の酪農家からの聞き取り調査で、この代用乳を与えたことが分かっていた。代用乳は生
まれたばかりの牛に離乳期まで与えるもので、この商品は道内で広く使用されていた。 【井上英
介】(毎日新聞)
[11月24日21時51分更新]
狂牛病2頭目の北海道の農場、道外出荷34頭以上
北海道猿払村の農場の乳牛が国内2頭目の狂牛病と確認された問題で、この牛が生まれた1年前の
1995年4月4日以降、この農場から出荷された牛は219頭に上り、このうち少なくとも34頭
が道外に出荷されていたことが、農水省と道の26日までの調べでわかった。道などは、出荷先など
を引き続き調査している。これらの牛は、家畜伝染病予防法上の「疑似患畜」と認定される可能性が
ある。認定されると、焼却処分される。
また、感染牛に与えられていた配合飼料は判明しただけで、8銘柄あり、北海道佐呂間町で生まれ
た1頭目の感染牛とは、2社3銘柄が一致した。(読売新聞)
<狂牛病>感染牛の牧場から219頭出荷 食肉として流通も
北海道猿払村の牛が国内2頭目の狂牛病と確認された問題で、感染牛が生まれた牧場から95年4
月以降、計219頭が出荷されていたことが26日、農水省と道の調査で分かった。道内が185
頭、道外が34頭で、うち千葉県と岡山県に2頭ずつ出荷されていた。相当数が既に食肉として市場
に流通したとみられる。(毎日新聞)
[11月26日20時46分更新]
<狂牛病>群馬県産の牛が感染 国内3頭目
食肉用牛を対象にした厚生労働省の狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で30日、埼玉県の食肉処
理場で解体処理された牛が2次検査のウエスタンブロット法検査で陽性と判定された。同省の専門家
会議(座長・品川森一帯広畜産大教授)で「クロ」と確定する見通しで、国内3頭目の感染牛とな
る。1、2頭目は北海道で生まれた乳牛だったが、今回の牛は群馬県産で、狂牛病の感染ルートが複
数にわたり、汚染が全国的に拡大していることが裏付けられた。
同省によると、この牛は5歳の雌の乳牛で、群馬県の酪農家から廃用牛として出荷された。起立不
能になるなどの神経症状はなく、さいたま市の食肉処理場で29日に解体処理され、1次検査を受け
た結果、陽性反応が出た。このため、30日に脳組織の検体を横浜検疫所に送り、2次検査を行った。
この牛の特定危険部位を除いた肉や内臓は処理場内で保管されており、焼却処分される。感染牛と
同じ農場で飼育されている牛は、農水省が移動を禁止した。
国内では9月に千葉県の牛が狂牛病に感染していることが判明。11月21日には北海道で2頭目
の感染牛が見つかった。いずれも96年に北海道で生まれた乳牛だった。狂牛病の感染源とされる肉
骨粉が飼料に混入したルートの解明が進められているが、今回は群馬県で生まれた牛で、2頭とは別
のルートで感染したとみられる。
農水省は、欧州などに職員を派遣して輸入肉骨粉が汚染されていなかったかどうか調べる一方、感
染牛の感染経路を調べているが、新たな経路から感染したと見られる牛が出たことで、狂牛病汚染が
さらに拡大する恐れが強まった。(毎日新聞)
[11月30日23時27分更新]
3頭目の狂牛病確認=埼玉で検査の群馬産牛−厚生労働省
厚生労働省が実施している狂牛病(牛海綿状脳症)の全頭検査で30日午後、さいたま市の食肉衛
生検査センターで検査を受けた群馬県産の5歳8カ月のホルスタイン種廃用乳牛1頭が狂牛病に感染
していることが確認された。2日午後に開かれる同省の専門家会議(座長・品川森一帯広畜産大教
授)による最終的な確定診断を経て、狂牛病と断定される見込み。この牛は焼却処分される。
10月18日から全国で一斉に始まった全頭検査によって、感染が確認されたのは2頭目。国内で
は、千葉県白井市と北海道猿払村で見つかった乳牛に続き3頭目。農水省は感染源の特定に乗り出し
た。 (時事通信)
[12月1日3時3分更新]
<狂牛病>同じ工場で作られた代用乳、3頭目にも
群馬県宮城村の酪農家から出荷された乳牛が狂牛病(牛海綿状脳症)の2次検査で国内3番目の陽
性と判定された問題で、この酪農家が1、2頭目の感染牛と同じ工場で作られた代用乳を与えていた
ことが1日分かった。県は同日朝からこの酪農家の立ち入り検査を行い、感染源の特定を始めた。
北海道で生まれた2頭の感染牛はいずれも、群馬県高崎市内にある工場で製造された代用乳を飲ん
でいた。この代用乳には、今年10月になって牛の飼料に使用することが禁じられた豚の血しょうた
んぱくが含まれていたことが判明している。酪農家は、成長促進のため生後直後に代用乳を与えたこ
とを認めた。豚の血しょうたんぱくで狂牛病に感染した例はないが、県は同じ工場で作られた代用乳
だったことを確認し、さらに詳しい聞き取り調査をしている。
一方、この酪農家は、感染原因とされる肉骨粉を与えたことを否定した。県の調査で、使われた配
合飼料の購入先は少なくとも3社あったことが判明。県は、北海道の感染牛と餌の共通性についてさ
らに調べる。
県によると、この酪農家の感染牛は96年3月26日生まれ(5歳8カ月)の乳牛で、佐呂間町で
生まれた1頭目の感染牛と同じ日。猿払(さるふつ)村で生まれた2頭目の感染牛は同年4月4日に
生まれており、誕生時期が近接している。群馬県の感染牛は、乳が出なくなったため、廃用牛として
出荷された。
一方、この感染牛はこれまでに3頭を出産しており、群馬県はこれらの牛の居場所についても調査
している。
工場は、代用乳について「狂牛病の安全証明の付いた原料だけを使っている」と話している。
(毎日新聞)
[12月1日15時21分更新]
狂牛病の3頭、同じ工場の代用乳使用
国内3頭目の狂牛病と確認された群馬県宮城村の乳牛と、北海道で生まれた1頭目と2頭目の感染
乳牛が、群馬県の同じ工場で製造された代用乳を与えられていたことが1日、関係者の話でわかっ
た。県は同日、感染牛を飼育していた宮城村の酪農家に立ち入り調査を行ったが、代用乳の使用状況
などをさらに詳しく調べる方針だ。
代用乳は脱脂粉乳などを含む子牛専用の粉ミルク。県によると、宮城村の酪農家は感染牛に対し、
同県高崎市の科学飼料研究所(本社・東京都)高崎工場で製造された代用乳を、96年春の生後しば
らく与えていたという。
農水省によると、1、2頭目の感染牛には、同工場で製造された代用乳「ミルフードAスーパー」
がほぼ同時期に与えられていたことがわかっている。これらの代用乳には、牛の油脂などを使った動
物性油脂のほか、今年10月に牛への使用が禁止された豚の血しょうたんぱくが入っていた。
同省では2日にも、同工場を立ち入り調査し、銘柄の確認を急ぐ。(読売新聞)
[12月2日10時47分更新]
<狂牛病>同じ農場の牛、福岡に1頭、熊本3頭は既に食肉処理
北海道猿払村で国内2頭目の狂牛病感染牛が見つかった問題で、福岡県は3日、この農場から県内
の酪農家に牛1頭が売却され、現在も飼育されていることを発表した。また熊本県は3日、猿払村の
問題の農場で生まれ、県内に出荷された雄のホルスタイン子牛3頭は97年12月〜99年12月、
食肉処理されていたと発表した。(毎日新聞)
[12月3日23時9分更新]
狂牛病3頭目の飼料工場、同じ製造ラインで肉骨粉
国内3頭目の狂牛病となった群馬県宮城村の乳牛が食べていた4品目の配合飼料を製造する県内の
工場が、これらの飼料と同じ製造ラインで、肉骨粉を混ぜた豚鶏向け飼料もつくっていたことが3
日、関係者の話でわかった。製造工程で牛向け飼料に肉骨粉が混入した可能性もあり、農水省関連の
肥飼料検査所は同日、この工場を立ち入り調査した。
調査を受けたのは、同県大間々町の全国農業協同組合連合会(全農)系列の配合飼料製造会社。全
農によると、国産の肉骨粉を混ぜた豚鶏向け飼料と、4品目の牛向け飼料は、製造ラインが一部で重
なっていた。全農では「(肉骨粉混入の可能性を)完全には否定できない」としている。
また、3頭の感染牛が子牛のころ飲んだ代用乳は、いずれも群馬県高崎市の同じ工場製で、原料の
一部の牛の油脂は、前橋市内の飼料原料製造会社で製造されていたことも判明。同検査所は同社も立
ち入り調査した。
同県によると、宮城村の酪農家では、これらを含め計19品目の飼料や飼料添加剤を使っていた。
(読売新聞)
[12月4日10時51分更新]
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